地元に帰ろう基礎講座第三回

第3日目は、1月12日(日)

この日は、「人生の棚卸とこれから」というテーマ。

 

最初に、有馬さんから「人生の棚卸とセカンドライフという区切りを考えるとのお話がありました。

1.「棚卸は要らない、これからを考えよう」という意見もある(寺山修司:振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない)。

2.一方、立花隆は、『自分史の書き方』で、セカンドステージ(これからの人生)のデザインに何より必要なのは、自分のファーストステージ(これまでの人生)をしっかり見つめなおすことであると言っている。

3.一般には、セカンドステージを定年後という使い方をするが、自分としては、「経済的自立」という視点で考えると良いのではと思っている。

  ①第一ステージ:親の庇護のもとで、自立していない(親の経済)

  ②第二ステージ:仕事を得て独立(就職・結婚・マイホーム・子育てなど、仕事や家庭の束縛の中で生きる)、老後の蓄えも必要

  ③第三ステージ:自由の身(蓄えの消費/年金生活もその一つ)

4.以下、おもいつくままに;

  ①よく「好き勝手なことをやってきた、もう思い残すことは何もない」という人がいるが、本当だろうかと思う。

  ②自分は、人生の選択をするなかで、今やらなかったら後で後悔するだろうと思って選んできたが、失敗もあり、思い残すこと何もないとまではいえない。

  ③人を見ていて、「この人は演じている」と思うことがある。でもそう思うと自分はどうなんだと思い、「素直になろう!」と決めたことがある。

 

有馬さんのお話の後、自分の人生経験をシート(下のPDFファイル)に書き込み、次の10年後どのように暮らしたいかを漠然としてても良いので書いてもらいました。

その後、全員に発表。新しく参加されたSさん、第5回講師で様子をのぞきにこられた志村さんも、素直に本音をお話下さいました。結構深い話でした。


参加者全員が豊富な人生経験を話終えたら、11時半になり、残りの時間は、互いに質問したり、アドバイスしあって終了。

 

交流会は、ミミさんお手製のお雑煮とぜんざい。

 

人生の振り返り.pdf
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